ビジネスに役立つ売上と天気の相関
天気と売上って相関関係あるの?そんな疑問をお持ちの方はいらっしゃいませんか?天気の情報はとても生活に密接した情報で、もちろん売上にも大きくかかわってきます。本記事では、天気と売上について、活用例も含めてご紹介いたします。
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天気と売上の相関関係
天気や気温で売り上げが大きく変わるのはご存じですか?暑さで売り上げが上昇する食品はイメージしやすいですが、「清涼飲料」や「アイスクリーム」等があります。他にも、「乳製品」や、「アルコール類」など一見暑さに関係ないような食品でも、実際に暑い日に売り上げが伸びるというデータもあります。
天気や気温と相関にある職種の一例
暑さだけでなく、雨や日射量によってもサービス・売上に影響がある職種は多く存在します。
▶︎タクシーの配車予測
天気や体感とタクシー乗車率との相関を分析し、効率的な配車を実現
▶︎来店者数予測
天気や体感と来店者数・売れ筋商品との相関を分析し、発注や人員配置を最適化
▶︎再生可能エネルギー発電量予測
太陽光・風力など再生可能エネルギーの発電施設ごとに、天気と発電量との相関を分析し、最適なエネルギーバランスを実現
▶︎天気連動広告
天気や体感と広告効果との相関をクリエイティブごとに分析し、効果的な広告の出し分けを実現
▶イベント
天気によって来場人数を把握、効率的な商品発注や人員配置を行う
このように身近なサービスの多くが天気に関わっています。
詳しい天気予報サービスについては、以下の記事をご参照ください。
天気と売上から期待できる効果
天気との相関を知ることで期待できるメリットを3つご紹介いたします。
- 発注作業の精度向上
発注作業は特に、賞味期限・消費期限が短い商品は、慎重に数を定める必要があります。そこで天気との相関を根拠のあるデータとして事前に把握しておけば、より精度のよい発注を行うことが出来ます。廃棄ロスが課題となっている今、事前に把握しておくだけでも無駄を減らせるかもしれません。
- 適切なPRができる
広告は、ユーザーの行動・心理に伴っていることが非常に大切です。ジメジメしている日には、暑さ対策グッズや、熱中症に効果がある商品をPRしたり、より販売意欲を高めるPRが出来れば売上向上につながります。
- 来客数の予想ができる
雨が降ると来客数が減りそう、とイメージは出来ますが、実は来客数が減る要因に雨以外の要素もある、というデータがあります。なぜ、今日は来客数が少なかったのか、とか、多かったのかを、店舗別データと気象のデータを掛け合わせて分析することで傾向をつかむことが出来ます。事前に把握できると人員の確保や、商品の準備も非常にスムーズになるでしょう。
売上データと天気の相関分析を行う方法
では、どのようにしてデータを取得することができるのか。多くの種方法がありますが、代表的な提供形式をご説明いたします。
- API
API(Application Programming Interface)とは、サービスのデータを外部のアプリケーションやプログラムから扱うための機能を提供するインターフェースです。リクエストキーを用いて、リクエストを投げるとデータを取得することが出来ます。
- HTTP GET
HTTP(Hypertext Transfer Protocol) GETは指定されたURLのリソースを取り出す,HTTPのメソッドです。URLで指定したファイルの送信を要求し、データを取得する方法になります。
- FTP
FTP(File Transfer Protocol)とは、ネットワーク上でファイル等の転送を行う通信プロトコルです。FTP送信型は、データを直接お客様のサーバーに送信し、FTP取得型はお客様から、サーバーにFTPでアクセスしデータを取得する方法です。
今回はより連携が簡単なAPIでの取得方法についてご紹介致します。
自分のソフトウェアに他のソフトウェアの機能を埋め込むことができるようになるので、アプリケーション同士で連携することが可能になります。そのため、APIを用いて天気情報を取得することで、簡単に・継続的に情報を取得することが出来ます。
Lifesocketでは、全国の天気予報や気象観測データ・生活指数(花粉データ)など、様々な情報をAPIで取得できます。ピンポイント地点・緯度経度を指定することで、天気予報や花粉情報をはじめとする様々な生活指数を取得できます。
Lifesocketでは天気予報APIを30日間お試しできる無料トライアル期間のあるプランをご用意しています。日々変動する天気情報を組み込むには、Lifesocketを利用すると便利です。
Lifesocketの詳しいサービス内容は、以下の資料をご確認ください。
Lifesocket天気予報APIとは?
Lifesocketでは予報データから過去のデータ、マップに重ねた気象データまで多くの天気に関わるデータをAPI形式で提供しております。
無料でトライアルもできますので、下記ブログを是非ご覧ください。
また、売上との相関を過去データを用いて分析したい場合、過去数年分のデータをファイル形式でお渡しすることも可能です。是非、ご相談ください。
天気予報取得API(地点もしくは緯度経度指定)
Lifesocketでは日本の天気予報や生活指数情報(花粉、紫外線など)をセットにしたAPIをパッケージにしてご提供しています。さらに月単位で利用ができ、利用期間に応じて開始・終了することが可能です。安価でご利用いただくことができ、簡単に実装することができます。
地点か緯度経度を指定して、日別天気予報と今日明日の1時間毎天気予報を取得することが出来ます。
【ポイント】
- ピンポイント地点(市区町村:約2,000地点)もしくは緯度経度を指定すると、天気予報(1時間毎、日毎)や花粉情報をはじめとする様々な生活指数を取得できます。
- 天気予報取得APIと生活指数取得APIがセットなので、様々な情報を取得することが可能です。
- 30日間の無料トライアルがございます。
- 日別天気予報取得APIのラインナップ:日ごとの天気予報、降水確率、最高・最低気温、風向(16方位)、風速
- 1時間毎天気予報取得APIのラインナップ:1時間毎の天気予報、降水確率、降水量、気温、風向(16方位)、風速、湿度、降雪量、吹雪危険度
- 生活指数取得APIのラインナップ:花粉指数(スギ、ヒノキ対象)、傘指数、洗濯指数、体感ストレス指数、ビール指数、熱帯夜指数、お肌指数、熱中症指数、紫外線指数
【提供形式・レスポンス形式】
- API提供形式:REST
- APIレスポンス形式:JSON
過去の気象データ
Lifesocketでは過去の気象データをAPIで提供しております。APIで取得できる範囲外(より昔のデータ)は、ファイル等でお渡しすることも可能です。ご相談ください。
【ポイント】
- ピンポイント地点(市区町村:約2,000地点)もしくは緯度経度を指定すると、過去1週間分(168時間)の気象観測データを取得できます。
- 価格プランはお問い合わせください。
- 過去数年分の気象データをファイル形式でご提供することも可能です。提供データは気温・湿度・風向・風速・降水確率・1時間降水量・天気・吹雪危険度・降雪量がございます。その他のデータが必要な場合はご相談ください。
【提供形式・レスポンス形式】
- API提供形式:REST
- APIレスポンス形式:JSON
Lifesocket天気予報APIの実装・導入事例
①株式会社コネクトム様
株式会社コネクトム様が提供しているサービス「toSTORE」にて、天気予報取得API・生活指数情報APIを利用中。WEB広告へ花粉や紫外線等の天気情報をリアルタイムに連動し配信する機能にご利用いただいています。
②井関農機株式会社様
井関農機株式会社様が提供しているサイト「Amoni(エーモニー)」内にて、雨レーダーJavascriptマップサービスと天気予報・生活指数取得APIを利用中。地点登録を登録することで最大5地点のピンポイントな天気情報を閲覧することがわかります。また雨雲レーダーでも、登録地点を中心とした1時間先までの雨雲を確認できます。毎日の営農に役立つ情報をサイト内で提供する機能にご活用いただいています。
さいごに・併せて読みたい記事
今回は天気情報と売上の相関関係について紹介いたしました。
天気の情報は様々な活用方法がありますので、活用方法でお悩みの方や、一度お試して使ってみたい方は是非お気軽にお問い合わせください。