熱中症指数をAPIで自動取得。熱中症指数イラスト付き

熱中症対策や熱中症予防に必要な情報「暑さ指数（WBGT）」の要素3つのうち、一番大きな影響があるのは「湿度」でこれが7割を占めることをご存じでしたか？Lifesocketでは1時間毎の熱中症指数、1日ごとの熱中症指数をご用意しております。簡単に実装できるAPIなので、是非お試しください。

熱中症指数とは

熱中症指数とは、熱中症の危険度を数段階に分けて指数で表した情報です。

熱中症とは、高温多湿な環境に長時間いることで、体温調整機能の働きに影響が出て、体内に熱がこもり、体温上昇やめまい・痙攣・頭痛など様々な症状を引き起こします。

また、ISO等で国際的に規格化されている「暑さ指数（WBGT）」といった指標があります。暑さ指数とは熱中症を予防することを目的として、労働環境や運動環境の指針として有効であると認められています。暑さ指数は湿度、日射・輻射、気温の3つを取り入れた指標で、暑さ指数が28℃を超えると熱中症患者が著しく増加することが明らかとなっています。

この暑さ指数の要素やその他情報を組み合わせた独自の指数が「熱中症指数」です。

熱中症指数の活用方法

熱中症指数は夏の暑い時期を中心に多くのシーンで活用されています。では、実際にどのような活用方法があるか、ご紹介いたします。

1. スポーツ×熱中症指数情報
   スポーツをしている時は体が熱を発するため、熱中症の危険がより高まります。また、晴れていて熱い日だけでなく、曇りや雨でも湿度が高い日は熱中症指数が高まります。熱中症の危険度を判断する際に指数情報を活用することが出来ます。
   
   
2. 建設現場×熱中症指数情報
   現場の作業員の健康管理は欠かせません。現場ごとにデジタルサイネージを設置して天気の情報と合わせて熱中症指数を表示することで、作業において危険な時間帯を把握したり体調管理にご活用いただくことが出来ます。
   
   
3. レジャースポット×熱中症指数情報
   つい楽しくなり休憩せずに遊んでしまう事も多いと思います。そこで、自分が遊ぶ場所の熱中症指数を事前に知ることで、こまめな水分補給を意識することが出来ます。熱中症になってからでは遅いので事前の対策が大事です。

他にも多くのシーンで熱中症対策が求められます。是非熱中症指数用法を活用してみてはいかがでしょうか。

熱中症指数を知る方法

熱中症情報は、環境省熱中症予防情報サイトから暑さ指数（WBGT）を確認できたり、民間気象会社のサイトなどで確認することが出来ます。

更に、熱中症指数のデータを利用したい場合は、CSVデータでの取得や、​​​APIで取得する方法があります。APIでの取得について次項でご説明いたします。

熱中症指数APIについて

熱中症指数APIではどのような情報が取得できるのかご紹介いたします。
多くの熱中症指数APIはエリア別（都道府県やさらに詳細化したエリア）で情報を取得できます。また、日別・時間別に熱中症指数取得することが出来ます。
イラストやアイコンもセットで取得できるAPIもあるので、ご利用シーンに応じて最適なAPIを選ぶことが大事です。

熱中症指数APIの特徴、メリット

APIを使うことで、既存システムとの連携、自社サービスとの連携が容易になります。欲しい情報の種類、地点、日時などを設定することで、データをリクエストして簡単に取得することが出来ます。また、APIを利用することで開発効率だけでなく、利便性の統一やセキュリティ向上、安定的に情報を取得することが出来るようになります。

Lifesocketが提供する熱中症指数APIについて

Lifesocketでは、多くの指数APIを取り揃えており、熱中症指数APIも提供しております。
ピンポイントもしくは緯度経度を指定し、最大7日間の日ごとの熱中症指数または、1時間毎の最大52時間先の熱中症指数APIを取得することができます。（1日ごとの熱中症指数は天気予報API/生活指数APIのセット情報に含まれておりますが、1時間毎の熱中症指数はセットに含まれておりません。プランや金額はこちらからお問い合わせください。）

Lifesocketでは下記のように4段階の指数でAPIを提供しております。

注意（ジョギング・サッカーなどの強い生活活動で熱中症になるおそれがあります。）

警戒（ゴルフ・野球などの中等度以上の生活活動で熱中症になる危険があります。
　　　　　　　　運動や作業をする際は定期的に休息をとりましょう。）

厳重警戒（すべての生活活動で熱中症になるおそれがあります。
　　　　　　　　　　外出時は炎天下を避け、室内では室温の状況に注意しましょう。）

危険（すべての生活活動で熱中症になる危険があります。
　　　　　　　　外出はなるべく避け、涼しい室内に移動しましょう。）

Lifesocket「熱中症指数API」の仕様について

【概要（1日ごとの熱中症指数情報）】
・指定したピンポイントもしくは緯度経度の熱中症指数の情報を取得できます。
・最大７日間の日ごと熱中症指数情報を取得できます。
・ご契約のプランごとに、1分間に利用可能なアクセス数が設定されています。
　制限を超えた場合、次の１分間までアクセス回数上限エラー（E_AUTH_002）となります

【ピンポイントコード指定のリクエスト】

例）ピンポイントコードで1日分の情報を日本語で取得する方法
GET : https://www.life-socket.jp/api/v1/healthindex/heatstroke/{PinpointCode}?days=1&lang=ja

その他指数情報のご紹介

各生活指数APIの指数をご紹介いたします。（全てアイコンもセットでご提供しております。）

■傘指数API

指数：0　傘は不要
指数：1　傘があると安心
指数：2　傘は忘れずに

■洗濯指数API

指数：0　乾きにくい
指数：1　やや乾きにくい
指数：2　よく乾く

■体感ストレス指数API

指数：0　体感ストレスはほぼなし
指数：1　体感ストレスがやや大きい
指数：2　体感ストレスが大きい

■ビール指数API

指数：0　ひかえめ
指数：1　まずまず
指数：2　うまい
指数：3　最高

■熱帯夜指数API

指数：0　比較的快適
指数：1　寝苦しい
指数：2　暑くて眠れない

■お肌指数API

指数：0　べたつき警戒
指数：1　べたつき注意
指数：2　ちょうどいい
指数：3　カサカサ注意
指数：4　カサカサ警戒

■スギヒノキ花粉飛散指数API

指数：0　ほぼなし
指数：1　少ない
指数：2　やや多い
指数：3　多い
指数：4　非常に多い

■熱中症指数API（1時間ごとの指数もございます）

指数：0　注意
指数：1　警戒
指数：2　厳重警戒
指数：3　危険

■紫外線指数API

指数：0　弱い
指数：1　普通
指数：2　強い
指数：3　非常に強い

最後に・併せて読みたい記事

本記事ではLifesocketの生活指数APIのラインナップのうちの熱中症指数APIについてご紹介させていただきました。他にも多くの生活指数情報を取り揃えております。
30日間の無料トライアルを実施しておりますので、気になる方は是非一度お試しください。お問い合わせはこちらから。